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七福星

“ 五福星 ”
“ 香港発活劇エクスプレス 大福星 ” に続く
ラッキーシリーズ第三弾。
今回は登場キャラが前作から続いているが
序盤から新キャストと入れ替わったり
ジャッキー・チェンとユン・ピョウの
刑事コンビに
デビューしたばかりのアンディ・ラウが
加わったりしてトリオになって活躍する。
ロザムンド・クァン、
ミシェール・キング
(現在はミシェール・ヨー)、
一作目から復帰となるジョン・シャム、
さらに倉田保昭まで出演するという
オールスター映画になっている。
さらにラストでは
香港の名優たちが多数出演していて
その中にはムーン・リーもいる!
ペプシ工場でのアクションシーンは
ジャッキー・チェンと
ディック・ウェイが熱い戦いを魅せ、
ユン・ピョウも華麗な神業を披露する。
クライマックスでは
当時、かけもちで
“ ポリス・ストーリー/香港国際警察 ”
撮影して超多忙のジャッキー・チェンと
監督のサモ・ハン・キンポーが
本作の撮影途中から険悪なムードになり
ジャッキー・チェンは銃で撃たれて
倉田保昭に負けて
サモ・ハンが戦って勝つという
結末になっているが
ジャッキー・チェンは当時、
「映画の中で負けたままにされた」と
かなり荒れたというエピソードもある。
今回オンエアされたものも香港公開版で
日本劇場版で流れた音楽は一切流れない。
その他の出演は
シベール・フー、
リチャード・ン、
エリック・ツァン、
フォン・ツイファン、
チャールス・チン。

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5 Lucky Stars 五福星

日本では “ プロジェクトA ” に続いて
ジャッキー・チェン、
サモ・ハン・キンポー、
ユン・ピョウの BIG 3 が共演する
第二弾として公開されたが
主役はサモ・ハンとその仲間たちで
ジャッキー・チェンは特別出演という形。
ユン・ピョウは
ムーン・リーと数分の友情出演のみ。
しかしジャッキー・チェンと
ユン・ピョウはアクションを
十分に見せてくれるので
消化不良になることはない。
サモ・ハンのコメディセンスは素晴らしく
子どもから老人まで楽しめる
娯楽作に仕上がっている。
共演は他にジョン・シャム、
リチャード・ン、
チャールス・チン、
フォン・ツイファン、
チェリー・チェン。
ジャッキー・チェンの
ローラースケート・チェイスは圧巻。
日本の配給会社が作ったサントラ盤は廃盤、
DVD は香港公開版だが
ビデオソフトは劇場版である。
監督はサモ・ハン・キンポー。

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プロテクター

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ジャッキー・チェンの作品は
初期のクンフー映画は東映、
ゴールデンハーベストに
移籍してからの作品は
東宝東和が主に配給してきたものの
契約が切れてからは
ソフト化されたものは
すべて香港公開版であり
劇場で見たものとは
違和感があるものが多い。

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本作もそんな一作であり、
ジャッキー・チェンが
アメリカ進出に挑んだ第二弾。
監督・脚本は鬼才と言われる
ジェームズ・グリッケンハウス。
共演はダニー・アイエロ、
ムーン・リー、ビル・ウォレス。
サリー・イップはジャッキー・チェンが
追加で撮影したシーンのみの出演で
オリジナル版には一切出てこない。

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オープニングから異色な雰囲気。
摩天楼、ニューヨーク。
相棒の仇をうつために犯人を追う。
ジャッキー・チェンが乗るボートの名前が
またカッコ良過ぎる。
香港ではヤマハのオフロードで
犯人を追いかけるなど
やることがいちいち派手な演出だ。
七秒以上のカットはない
ノンストップ・アクションは必見。

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Blu-ray はグリッケンハウスが監督した
正真正銘のオリジナル版。
日本で劇場公開されたものは
名義がグリッケンハウスだが
中身はジャッキー・チェンが監督した
香港版とあまり変わりはなかった。
特典として日本公開版、
ジャッキー・チェン監督版も
収録されていて違いを堪能できる。
格闘シーンのみオリジナルがやや落ちるか。

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それ以外は残念ながら
グリッケンハウスのオリジナル版の方が
完成度が高いと思う。
アクションサスペンスとしての
作品のリズムに統一感がある。
映画会社を説得して
追加撮影に自ら製作費をつぎ込んだ
ジャッキー・チェンは
コミカルな演出に固執し過ぎて
せっかくのリズムを乱してしまったようだ。

“ プロテクター ”

Blu-ray デジタル・リマスター版。

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