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「ゴッド・ギャンブラー レジェンド」

チョウ・ユンファ主演、
バリー・ウォン監督による
傑作 “ ゴッド・ギャンブラー ” 最新作。
オープニングで
カードを切るユンファを見ると
胸の高鳴りが抑えきれない。
しかしタイトルがでた瞬間、
嫌な予感がしてしまう…。
“ 賭神 ” ではなく “ 賭城風雲 ”。
コメディあり、アクションありで
それなりに見応えはある。
しかし CG を多用し過ぎて
せっかくの緊張感漂うシーンも
スリリングさに欠ける。
共演はニコラス・ツェー、
マイケル・ウォン。
“ ポリス・ストーリー レジェンド ”
出演していたジン・ティエンが
潜入捜査官を演じていて
最高にキュートで
貴兄たちにはたまらない存在に映るはず。
ゴッド・ギャンブラーのシリーズとして
日本の配給会社が
勝手につけた邦題だったが
最後の最後にイキな演出があった…。
あの BGM が流れて…。
まだまだ元気なユンファと
可愛らしいティエンを見れるだけで
見る価値はあると補足しておこう。






 

ゴッド・ギャンブラー

伝説の賭神を演じる
チョウ・ユンファ主演作。
ギャンブル映画特有の
スリリングな展開と緊張感。
その中でも
「超」が付くほどのオススメなのが本作。
途中、記憶喪失になってからの
中だるみはあるものの
逆に言えばそこがあるからこそ
起承転結が成り立っている。
単純明快だが
難しいことを考えずに楽しめる
エンターテインメントムービー。
若き日のアンディ・ラウ、
ジョイ・ウォンも出演しているが
ユンファの圧倒的な存在感の前では
赤子同然!
友情と裏切り、忠誠と反逆をも盛り込んで
ただの勝ち負けではなく
何を背負って勝負に挑んでいるのかを
巧みに描いている。
ネタをバラす気がないので
結末は割愛する。
その目で今すぐ確認すべし。
監督はバリー・ウォン。

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狼/男たちの挽歌 最終章

製作にツイ・ハーク、
監督にジョン・ウー。
そして主演がチョウ・ユンファとくれば
誰もが “ 男たちの挽歌 ”
連想することを狙って
シリーズでもないのに最終章と付けられて
公開された作品だが
“ 男たちの挽歌 ” に恥ない仕上がり。
殺し屋が仕事を遂行中に
バーの女性歌手の目を失明させてしまう。
彼女の手術費を稼ぐため
最後にもう一仕事するが裏切られて
組織、警察の両方に
追われる身になった殺し屋に
自分と似ている何かを感じて惹かれる刑事。
いつしか二人の間に友情が生まれる。
追い詰められた際、殺し屋は
自分が死んだ場合のことを考えて
刑事にある願いをたくす。
その願いさえ壮絶に打ち砕く悲しき結末。
共演はダニー・リー、サリー・イップ。
ユンファの主演作、
三本の指に入る傑作中の傑作!

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狼たちの絆

絵画専門の泥棒三人組を
チョウ・ユンファ、
レスリー・チャン、
チェリー・チェンが演じる。
コミカル、シリアスと凝った演出に
アクションとロマンスをからませる。
監督はジョン・ウー。
今となってはもう二度と見られない
ジョン・ウーとチョウ・ユンファのタッグ。
車椅子でのフェイクは
以前も違う作品で見たが
相当気に入ってるのかな。
日本人のボキャブラリーのなさしか
感じない邦題はかなり痛いけど
作品としてはなかなか良かった。

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シャンハイ

1941年、
まだ誰のものでもなかった上海を舞台に
日本、中国、アメリカ、ドイツが
お互いの腹を探り合いながら
睨み合っていた…。
監督はミカエル・ハフストローム。
主演はジョン・キューザック、
コン・リー、
チョウ・ユンファ、
渡辺謙という豪華な顔ぶれ。
健在ぶりを見せつけるチョウ・ユンファと
存在感を見せつけるジョン・キューザック。
このふたりの間で揺れるコン・リーは
谷間も揺らせて熱演。
渡辺謙はこれまで見た作品の中で
最も素晴らしい演技を見せつけていたよ。

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男たちの挽歌

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「恥じて生きるより熱く死ね!」
1986年、香港映画のイメージを一変させて
「香港ノワール」という
新たなジャンルを確立した大傑作、
“ 男たちの挽歌 ” は
2011年私的名画座、
最優秀作品賞に選出された作品。
昨年末に Blu-ray を手に入れたので
再上映したいと思う。
香港、台湾で各映画賞を総ナメにして
当時の香港映画の歴代興行収録記録を
塗り替える 3300万香港ドルを突破した本作。
兄弟愛、友情、確執を
ドラマティックに描いている。
監督・脚本はジョン・ウー。
主演はチョウ・ユンファ、
ティ・ロン、
レスリー・チャン。
ユンファが扮するマークは
数々の名セリフ、名シーンを
作品に刻みつける。
俺の 1st アルバムに収録した
“ Dry Wind ” のイントロ前の SE は
この映画のワンシーンを使用したほど
俺の中では評価が高く
これまで見た映画の中でも五本の指に入る。
クライマックスは圧巻であり、
果てしなく悲しくもある。
まだ見ていない人がいるなら
人生を損していると忠告しておく。
これを見ずして映画は語れない。
本作を見てなんとも思わないヤツは
「恥じて生きてる」連中さ。

Blu-ray デジタル・リマスター版。

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