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インサイド・マン

大人が楽しめるスリリングな展開、
そして巧みなセリフ。
デンゼル・ワシントン主演作の本作、
“ インサイド・マン ” は
冒頭からその物語に引き込まれる。
銀行を襲った謎の四人組、
得体の知れない女弁護士に
野心家だった銀行の会長、
そしてそれらと執拗に絡む敏腕刑事。
クライヴ・オーウェン、
ジョディ・フォスター、
キム・ディレクター、
ウィレム・デフォーと
共演陣も
一癖、二癖ありそうな連中が集められて
これが作品を彩っている。
監督はスパイク・リー。






 

ジョンQ 最後の決断

監督はニック・カサヴェテス。
主演はデンゼル・ワシントン。
アメリカの医療制度、保険制度のあり方を
風刺した人間ドラマ。
金と仕事に縁はないが
幸せに暮らしていた家族を襲った
子どもの命の危機。
あらゆるものを売りつくし
保険会社と戦って得た金をすべて
病院に払っても追いつかず
午後に退院させられると聞いて
父親が起こした行動は…。
デンゼル・ワシントンの笑顔がいい。
ロバート・デュヴァル、
ジェームズ・ウッズ、
アン・ヘッシュ、
レイ・リオッタと
共演陣が豪華で素晴らしいのも本作の特徴。






 

トレーニング デイ

作品に重厚な重みがある。
デンゼル・ワシントンが
アカデミー賞主演男優賞を獲得した本作は
一見、バディムービーかと思うが
まさにその逆で
最後まで信頼されない関係で
結末まで突っ走る。
相棒役のイーサン・ホークが
少し線が弱い気がした。
これがクリスチャン・ベールとかなら
最高にシビれたと思うのだが…。
ワシントンの悪党ぶりは
見ていて清々しいほどで
新たな境地を開拓した感がある。
ただ納得いかないところもあり
ただの交通課に百戦錬磨の男が
たった一日で
負けるというのは如何なものか。
共演にエブァ・メンデス、
スコット・グレン。
監督はアントワーン・フークア。





 

サブウェイ123 激突

デンゼル・ワシントン VS
ジョン・トラヴォルタ。
この二人の共演に胸躍らせて紹介するのが
本作 “ サブウェイ123 激突 ”。
静なる男に徹するワシントンと
吠えたてる男トラヴォルタのコントラストが
対照的なパニック映画。
「世渡りのうまいヤツもへたなヤツも
行き着くところは墓場だ」という
トラヴォルタのセリフにしびれる。
ポリスアクションを継続するつもりが
刑事ものではなかった…が
さすが監督トニー・スコットの手腕で
退屈させない一本だった。



 

イコライザー

日常はホームセンターで真面目に働く男。
しかしその過去は
CIA のトップエージェント。
非日常では街の悪を滅ぼすために
夜な夜な裁きにかけている。
ある夜、カフェでいつも会う娼婦を
助けたことから
組織に命を狙われるクライムサスペンス。
主演のデンゼル・ワシントンが
めちゃくちゃカッコいい!
これまでの彼の作品もハズレはないが
本作のクールな演技は最高だ。
共演のクロエ・グレースもキュート。
マートン・ソーカスの悪辣ぶりもいい。
監督はアントワーン・フークア。





 

2ガンズ

互いの身分を知らずに
互いが互いを利用しようとする
二人の捜査官を主人公にした
アクションコメディ。
歯切れいいセンスあるセリフの
オンパレードで
主演のデンゼル・ワシントンと
マーク・ウォールバーグが
魅せに魅せてくれる。
女捜査官のポーラ・パットンが
前半ヌードを披露してくれるが
これがオマケにもならないほど
ワシントンとウォールバーグの二人が
他のキャストを
完璧にエキストラ扱いしてしまっている。
これはデ・ニーロとトラヴォルタの
“ キリングゲーム ”
同じような展開だ。
監督はバルタザル・コルマキュル。

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デンジャラス・ラン

デンゼル・ワシントン主演による
サスペンスアクション。
共演はライアン・レイノルズ、
ヴェラ・ファーミガ。
しかしノラ・アルネゼデールが
なかなか支配人好みで
楽しませてくれた。
たいして何も考えなくて観れる作品。
監督はダニエル・エスピノーサ。

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天使の贈りもの

貧困ながらも
神と愛を信じている者たちが
教会を舞台に大切ものが何かを
思いだしていく物語。
監督はペニー・マーシャル。
主演はデンゼル・ワシントン、
ホイットニー・ヒューストン。
コメディ色が強いものの
メッセージはしっかりと伝わってくる。
ホイットニーの歌唱力は鳥肌もので
デンゼルの演技は切なくてほろ苦い。
人を愛すること、
人を信じることを忘れかけている人に
ぜひ鑑賞いただきたい。

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ザ・ウォーカー

昨年の春に映画通の同僚に
デンゼル・ワシントンと
ゲイリー・オールドマンの共演作、
“ ザ・ウォーカー ” をすすめられた。
で、手に取って見たのが
“ ウォーカー ” という
まったく別物だった経緯がある。
ジャケットの雰囲気、
時代背景なんかも似ていたが
デンゼルもゲイリーも一向に出てこない。
後味の悪い絶望的な作品だったため
再度、“ ザ・ウォーカー ” を
探してみようという気が起こらなかった。
あれから約一年が経ち、
やっと見る決心がついたのさ。
原題名は “ The Book Of Eli ”。
監督はアルバート・ヒューズと
アレン・ヒューズ。
西へ向かう旅人イーライは
ある本を届けるために旅をしていた。
デンゼルとゲイリー、
二人の名優の演技は最高。
見る価値十分にあり。

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アメリカン・ギャングスター

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監督はリドリー・スコット。
主演は二人のオスカー俳優、
デンゼル・ワシントンと
ラッセル・クロウ。
前に見たときと
ラストシーンが違ったので
調べてみると…
どうやら以前、俺が見たのは
「もうひとつのエンディング」で
出所してきたデンゼルが
ラッセルとカフェラテを飲みながら
街を歩いてエンドロールだった。
俺が持ってるのは
劇場版のエンディングと同じで
デンゼルが出所したところで
エンドロールという味気ないもの。
ただし約18分の追加シーンを加えた
ロング・ヴァージョンだ。
個人的には
「もうひとつのエンディング」の方が
好きだけどね。
物語は 1968年、
ボスを亡くしたフランク・ルーカスが
麻薬王となっていく姿と
賄賂と汚職にまみれた警察を描く。
その悪党どもを
追いつめる刑事リッチー・ロバーツ。
息詰まる攻防、あっという間の 157分。

DVD エクステンデッド・エディション。

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